「てなもんや三度笠」とは
1962年、朝日放送で放送開始。
視聴率60%を超えた伝説の番組である。
「俺がこんなに強いのも、あたり前田のクラッカー」というフレーズはあまりにも有名。
現在も活躍する芸能人の若き日の姿が多く見られる。
時代設定は幕末の頃であり実在した歴史上の人物も物語に関わってくる。
といっても大河ドラマのような時代劇ではなく、お笑い番組ある。
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出演者
あんかけの時次郎(藤田まこと)
主人公。顔が長いことから「馬」扱いされるのが定番だった。
珍念(白木みのる)
時次郎とともに旅する小坊主。
浪人・蛇口一角/写真師・桜富士夫(財津一郎)
「キビシー!」「ちょーだい!」などはこの番組から生まれた。剣の腕は相当のものだがかなりの変人。
桜富士夫は甲州街道シリーズから登場する。一角とは別人だが変人には違いない。
鼠小僧次郎吉(南利明)
強烈な名古屋弁が印象的。あめ屋、こわいろ屋などに化けて登場したりもする。
まゆみ(野川由美子)
謎の女とされていたが後に柴田家のまゆみ姫であることが分かる。
一角の命をねらっていたが柴田家再興の知らせを受け、一角とともに行動するようになる。
山岡鉄太郎(里見浩太郎)
江戸の町を救おうと彰義隊に解散を求める。しかし彰義隊は要求に応じようとはせず、
幕府軍と官軍は上野で戦争をすることになる。戦いの直前、上野でも説得したがあきらめて下山する。
彰義隊隊長・天野八郎(芦屋雁之助)
山下清役のイメージの強い芦屋雁之助の若き日は彰義隊隊長だった。
時折とびだす「おばちゃん」的なしゃべり方は今で言えばX−GUNの西尾に似ている。
彰義隊・加山忠三(芦屋雁平)
林兵庫頭(丸井太郎)
大江新三郎(天野新士)
河内山家俊(三波伸介)/暗黒の豆松(戸塚睦夫)/中村雨之丞(伊東四朗)
<てんぷくトリオ>
薩摩藩士・増満休之助(玉川良一) |