ルノー アヴァンタイム、ご成約！唯一無二の一台が旅立ちました

リアシートからの視界（とんでもない解放感）

ルノー　アヴァンタイム

この車を媒体に掲載した時、多くの問い合わせがありました。
ひとことで言えば、変なクルマの代表みたいな感じです。

直ぐに売れるかと考えると、う〜ん〜
でもでも、世の中にはレアー物に興味が湧く方々がいっぱいいらっしゃいますしね。

ただ珍しいだけじゃなく、**よくこんな状態を維持されていたな〜**と思います。

ワンオーナー、屋内保管、ディーラー記録簿、取説、スペアキー全て揃い、
なんとなんと 走行距離12,000km‼️

ボディーカラーは、紫メタリック🟪。
この色も中々見ません。

シートは黒革ですが、欲を言えばクリーム色っぽい方が車内が明るくてパッとすると思いましたが、
そこがフランス🇫🇷の粋なんでしょー。

日本正規輸入されたのは、3,000cc V6 AT 右ハンドルのみ。
調べてみると、エンジンバリエーションもいくつかあり、ディーゼルまで作られていたようです。
まさかのマニュアル設定も…。

ご入庫時のblog↓

このV6エンジンは、プジョー406と共用でタイミングベルト式になっています。
納車時、タイミングベルトを交換することにしましたが、
パーツを見つけるのに結構一苦労。でも、あって良かったです🤭

メンテナンス記録を見ると、これまで一度も交換歴がありませんでした。
12,000kmなのでどうも無い気もしますが、経年劣化を考えるとこの機にやるべきかと。

デザイン重視なためか、少し整備性が良くなく、かなりの時間がかかりました💦

整備士泣かせレイアウト😭（主担当Oメカ、サポートK藤メカ）

完成

問い合わせを頂いたのは、ほとんど関東方面の方々でした。
その中で、いち早く現車を新幹線に乗って見に来られた方に買って貰えました。

その日、たまたま同じ関東からいらっしゃる予定だったお客様と、
最寄駅から相乗りでホリイトレーディングへ。

勝手な想像ですが、同じ時間の新幹線に乗ってられた可能性あり！(◎_◎;)

初めてご来店いただいたお二人と、交互に会話＆商談。
アグレッシブでした。

そしてアヴァンタイム氏は、ホリイトレーディング滞在わずか1時間足らずで購入の意思を示され、
慌ただしく去っていかれました(^^;;

TIME is MONEY ですね。

アヴァンタイムの意味を調べてみたら、
アヴァンはフランス語で「先進」、
タイムは英語で「時間」。

この名の通り、TOKYOがもっとも似合う車だと思う次第です。

納車日前日から京都入りし、市内のホテルで一泊され、
下取り車に乗ってご来店。

この日は、比較的ゆっくりしておられました♪

少し車の話しを。

ルノーのV6エンジンとアルファロメオのV6を比較すると、
どちらかというとルノーはまったりしていて、
アルファロメオのような鋭い吹き上がりやトルク感は無いです。

だからと言って決して劣るわけではありません。
ちょうどいい塩梅な、よく出来たエンジンなんです。

エンジンとミッションのマッチングは、他と比べてもかなり良いと感じました。

大抵は、2速と3速の幅が広いので、
中速で走ることが辛い気分になってしまいます。

ホイールベースが長い為、直進安定性は高いですね。
その分、曲がるのは少し遅い感じです。

まあまあ、元々そーゆー車ではないので、
その辺は気にならないところですが。

ミニバン・SUVではなく、2ドアハッチバックのちょっと変わった乗用車というべきでしょーか。

ドアが大きい❗️
余程のスペースがないと出れない…と見たらそう思われるでしょう。

なかなか文章の説明ではわからないですが、
左右ドアは2アクションして開きます。

ですが、開口角度が狭い為、実際には乗り降りしにくく、
うっかりしているとガラスに顔をぶつけてしまいます。

まさに私がそーでした💦

ナースK

試運転してオーディオを操作しようと思い、
スイッチはどこかと探しましたが、見つかりません。

グローブボックスにリモコンがあり、
何と操作はリモコンだけ？ アメージング⁉️

天井開口部と前後ウィンドウを全開にすると抜群の解放感！
これぞアヴァンタイム❗️

でも、車内の風の流動で置いている全ての物が飛んでいってしまう恐れあり。

オーマイガー🤷‍♂️
オーナーになられた方、くれぐれもご注意してください。

納車の次の日、メールがありました。

「渋滞に巻き込まれながらも、無事にお帰りなられた」そうです。

お買い上げ、誠にありがとうございました
素敵なアヴァンタイムライフを♪

ナースK