株式会社堀井商事

アルファ147セレスピードの故障診断

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アルファ147セレスピードの故障診断

アルファ147セレスピードの故障診断

2026/09/23

今回は「シフト変更ができない」という症状で、ロードサービスにて搬入されてきた147セレスピードです。

 

まずエンジンを始動してみると、クラッチ付近から鈴虫が鳴いているような音が出ています。

診断機をつないで、セレスピードやクラッチの状態を順番に確認していきます。

 

まずセレスピードポンプの作動や油圧を確認しましたが、数値を見る限りこちらは問題なさそうです。

アキュムレーターについても特におかしな動きはありませんでした。

 

ちなみにアキュムレーターは、セレスピードの油圧を保持しておくための部品です。

 

ここが悪くなってくると、ポンプ自体は正常でも、油圧の波形を見ていると一定のところでガクッと圧力が落ちることがあります。

 

そうなると圧力を戻すためにポンプが何度も動くことになり、最終的にはポンプまで傷めてしまうこともあります。

 

今回はそういった症状もありませんので、セレスピードポンプとアキュムレーターはひとまず問題なしと判断。

次に、ニュートラルでエンジンを始動した状態から1速やリバースへ入れてみますが、ギアが入りません。

 

このとき診断機で確認すると、エンジン側とトランスミッション側の回転数がほぼ同じ。

要するに、クラッチが切れていません。

 

最初に確認したクラッチ付近からの異音もありますので、今回はクラッチとレリーズベアリングを交換することになりました。

 

そしてもう一点。

この車両、セレスピードオイルのタンクを確認すると、目視ではオイルがほとんど残っていません。

 

こちらも気になりますので、どこかから漏れていないかなど、引き続き確認していきます。

 

セレスピードで「ギアが入らない」となると、どうしてもセレスピード本体やポンプを疑いたくなりますが、今回のようにクラッチ側が原因になっていることもあります。

 

一つずつ確認しながら、原因を絞っていきます。

セレスピードの事例のご紹介でした!

 

 

メカニック監修

丹羽

 

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