車屋と駐車場の話
2025/06/06
中古車屋にとっての「駐車場」とは、一口に言っても様々です。
自己所有か賃貸か、アスファルトか砂利か、1台ずつ区切られているのか、屋根があるか――。
条件ひとつで車の保管状態も、運用コストも大きく変わってきます。
【before】
トップの写真は、約1年前のヤードの様子です。
そのうち起こしたい車、パーツ取り車、故障して手放された車、サービスカー……。
知らず知らずのうちにこのヤードだけで20台近くに。
ちょっとした車の山。
ヤードのオーナー様が快く増車を受け入れてくださったこともあり、ついつい甘えてしまっていた部分もございました。
「隣の土地は、借金してでも買え」という言葉を知りました。(割と最近笑)
それぐらい隣接する土地は価値があるものだという例えですが、
実際にはこのヤード、ショップから少し距離がある場所で、アクセスの面では若干不便。
保管している台数が増えるほど、当然ながらコストも増えていきます。
“今は使わないけど、いつか使うかもしれない”――その気持ちもありますが
あるタイミングで思い立ちました。
認知バイアスで「保有効果」というのがありますが、まさにその状態ですね。
【after】
車1台ずつを精査し、パーツ車も含めて大幅に台数を整理しました。
スタッフ総出で頑張りました。
漫画みたいなことで、数年声がかからなかった車に限って、手放してから少しして「〇〇のパーツありますか?」という電話が来たりもします(笑)
「あー、残しとけばよかった!」とか(笑)
でも、それらの多くは「お金を出せばまだ手に入るパーツ」で、総合的には良いことの方が多く、やって良かったです。
世界中を探しても出てこないようなパーツ(車)はより慎重に扱います。
20台も並んでいれば、当然奥の1台を出すのに何台も動かす必要があります。
一日仕事、とは言わないまでも、下手すれば半日潰れることも。
その時間、整備や本業の活動に充てられていたらと考えると、、
見えないコストは恐ろしいです。
これまでより充実した1日を過ごせているのではと思います。
きっと在庫に「正解」はありませんが、ある程度店舗規模によって「適正」はあると思います。
適正より著しく多いと、いろんなムダが生まれます。それが嫌でした。
そのムダが 時間 なら本来のシゴトに当てたいし、
お金 なら、いい仕事をするための工場の設備とかに使いたいです。
ー永遠の悩み?ー
古いクルマを扱っていると、どうしても「すぐ売れる車」ばかりではありません。
まだ可能性のある個体、パーツ取りとして残しておきたい車、思い入れのある車、……。
とはいえ限られた土地と時間、どう配分するかは、お店を持続していくためにも大事なことです。
国籍問わずクラシックカーとか、ネオクラシックカーとか 扱うお店は、近い悩みがあるのではと思います。
つらつらとまとめ切れない文章ですが、読んでいただいてありがとうございました。
niwa
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